2010年 10月 16日
10月16日: 謎の突起物の正体 |
パテのサンディング作業をしていて、気になっていた謎の突起。
右舷側、尾翼(ラダー)の真下あたりに、なにか四角い突起があります。
なにこれ? あ、、、、これって、もしかして、、、、APU※の吸気口?
※APUの詳細は、こちらで http://ja.wikipedia.org/wiki/補助動力装置
大型ジェット機は、メインエンジンを始動するための電源供給などのために、
しっぽに補助エンジンを積んでいます。排気口は、尻尾の小さな穴だということは知っていましたが、
吸気口のことは、すっかり意識にありませんでした。この位置は、それに違いありません。
しかし、この四角い突起形状は、怪しい。何となく雑なカタチです。
747のホンモノはどうなっているんでしょうか?調べてみましょう。
ネットでいろいろ調べたところ、747のは、出っ張りじゃなくて「穴」なんだとか。
あれこれ探して、やっと画像をみつけました。へぇ〜、こうなっていたんですね。
画像は、http://www.aviazionecivile.com/ より
で、なぜか、模型では、逆。
なんでそうなるの? 原型製作時の単なる間違いか、それとも、、、
スジボリ(金型では凸)を忘れたので、苦肉の策で、金型に後から彫り込んだとしか思えません。
しかも、位置もかなり低いような。。。これは、おそらく、型抜き方向に掘る必要からでしょう。
正規の位置で、面直方向に突起をつくると、アンダーカットとなって、抜けませんので。
もしホントなら、シラバックレて、放っときゃ良かったのに。と思います。
飛行機の構造の勉強は、もちろんですが、同時に樹脂成形技術の勉強にもなります。
で、結論。「飛行中は、たぶん閉まっていますので、削り落としちゃってOK。」
小さな突起で、削れば一瞬ですが、実に奥が深いものですね。
にほんブログ村
いつも訪問ありがとうございます。クリック頂けると励みになります。
右舷側、尾翼(ラダー)の真下あたりに、なにか四角い突起があります。
なにこれ? あ、、、、これって、もしかして、、、、APU※の吸気口?
※APUの詳細は、こちらで http://ja.wikipedia.org/wiki/補助動力装置
大型ジェット機は、メインエンジンを始動するための電源供給などのために、
しっぽに補助エンジンを積んでいます。排気口は、尻尾の小さな穴だということは知っていましたが、
吸気口のことは、すっかり意識にありませんでした。この位置は、それに違いありません。
しかし、この四角い突起形状は、怪しい。何となく雑なカタチです。
747のホンモノはどうなっているんでしょうか?調べてみましょう。
ネットでいろいろ調べたところ、747のは、出っ張りじゃなくて「穴」なんだとか。
あれこれ探して、やっと画像をみつけました。へぇ〜、こうなっていたんですね。
画像は、http://www.aviazionecivile.com/ より
で、なぜか、模型では、逆。
なんでそうなるの? 原型製作時の単なる間違いか、それとも、、、
スジボリ(金型では凸)を忘れたので、苦肉の策で、金型に後から彫り込んだとしか思えません。
しかも、位置もかなり低いような。。。これは、おそらく、型抜き方向に掘る必要からでしょう。
正規の位置で、面直方向に突起をつくると、アンダーカットとなって、抜けませんので。
もしホントなら、シラバックレて、放っときゃ良かったのに。と思います。
飛行機の構造の勉強は、もちろんですが、同時に樹脂成形技術の勉強にもなります。
で、結論。「飛行中は、たぶん閉まっていますので、削り落としちゃってOK。」
小さな突起で、削れば一瞬ですが、実に奥が深いものですね。
にほんブログ村
いつも訪問ありがとうございます。クリック頂けると励みになります。
by tak-nag
| 2010-10-16 09:04
| 1/200飛行機工作
|
Comments(2)