YS-11 Blender #7 「内装工事」

お顔を治している過程で、座席配置や、窓、間取り、のわかる資料を見つけたので、一旦は出来ていた胴体と内装を、窓の切り抜きからやり直しました。一見面倒そうな作業ではありますが、単純作業の繰り返しですから、２回目は、手際良く作業が進みました。ドアは開閉の予定はありませんが、ついでに切り欠き形状は投影してあります。

客席の窓は、サイドビューからの「ナイフ投影」でシステマチックに出来ましたが、コクピットの窓は角度が斜めなのでどうやればよいか？しばし悩みました。過去の試作品で、内装トリムの端末と外装の窓ラインを一致させる方法は、あれこれと試行錯誤しました。
これが正解かどうかは分かりませんが、外観の胴体形状を複製して、左右を合体。コクピットだけ残して、後ろはカット。スケールで縮小して内壁の直径に合わせ、内装壁面と床面を作ります。不要な部分は、カット（使いこなせていないブーリアン交差は、要勉強）外観コクピットをさらに複製して、窓ガラス面を残したオブジェクトを作ります。窓ガラス面オブジェクトと内装壁面オブジェクトを、control+J で一つのオブジェクトにします。内装の窓枠と、浮かんだガラス面の点を結んで Fキーで面貼り。ピラーが鋭角になりすぎる部分は、内装壁面の頂点を若干位置調整しました。
図面があると内装工事も捗ります。後部のLABATORYや衝立、手荷物室などを配置して、座席は、前のバージョンを手直しして、再配置。15列の、60席仕様です。機内に乗り込むとこんな感じ。YS-11は、天井の手荷物入れがありません。蓋のない棚。”ハットトレイ” が装備され、新幹線みたいな感じです。

コクピットも着手しました。まず、左右の操縦席を作って配置。図面に計器盤のラインの表示があって助かりました。「惜別！YS-11 」に折り込まれた、コクピット写真をみながら、コクピットの立体構成。

昨日の作業はここまで。けっこう捗った気がします。