ランディングライトの造作を作りました。Do228のランディングライトは、胴体の出っ張りに内蔵されていて、スポーツカーのヘッドランプみたいでカッコ良いです。
反面、つくるのは結構難しいです。まず、ガラス面をカットアウト。ガラス面を法線方向に押し出して、インナーハウジングの基準面を作る。基準面をカットアウトして、出来た面をさらに凹めて、うんぬん。ランプ筐体は別に作って埋め込む。ハウジングの面が反射鏡面にはみ出すので、ナイフ投影で、丸く穴あけ。のような作業手順です。
詳細部品が充実してきました。
残るは、フラップヒンジ部(pedroさんは、キールと命名)、ランディングギア、プロペラ。
ちょっとカクカクしてるかな?と思ったので、分割線をふやしてスムース化(より多角形化)しました。
と、ブログ記事をアップした後で、参考写真を眺めているとニュアンスが違うことに気が付きました。まず、ランプハウジング(ランプ筐体をとりつける面)の構成が違っています。さらには、もとの出っ張りの断面も丸すぎたようです。実際はもう少し角張った断面です。この部分は、自動車で言えば、ヘッドライト。そのキャラクターを決定づける重要なデザイン要素。ドルニエ的にも重要な部位だと思いますので、修正することにしました。
元の塊が違っていたので、修正は、胴体の出っ張り、ランプハウジング、ガラス面と全部に関わるので、厄介でしたが、なんとか完成。インナーハウジングは、ついつい自動車っぽい樹脂一体成形みたいな形にしてみましたが、実際は、平面の板で構成されていて、それにバイザーが付けられたような感じです。ランプ筐体も上下の左右位置は若干違えてあるようです。
正面ビュー。不思議な形のバイザー形状でしたが、こうしてみると、なんとなく意味ありげな造形であることがわかります。
下から見るとこんな感じ。
ガラス面をつけて、透視ビューで確認。
なるほど、ちゃんと照射出来そうな感じです。